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次世代STAツール、Tektonは、シングル・マシンで、革新的なマルチモード/マルチコーナ性能を実現し、数分で数千万インスタンスのタイミングアップデートを可能にします。クロストーク解析とAOCV双方を完全にサポートしており、さらに高い精度の解析が必要な場合には、内蔵されたSPICEエンジンを使用することができます。
Tektonのアーキテクチャは、40nm、28nmプロセスノード以降に対応するように設計されました。設計チームは、Tektonにより複数のシナリオがある非常に大規模な設計の解析をシングルCPUのマシンを使用して数分で行うことができます。このように、シングル・マシンで、桁違いの性能向上を実現するTektonは、完全なマルチスレッド処理により、複数のCPUでさらに高速化を図ることができます。Tektonは、CPUの増加に伴い、ほぼリニアに処理性能が向上できるため、将来の数千万ゲート以上の設計にも対応できます。
Tektonは、SPICEエンジンを内蔵しており、このSPICEエンジンを利用することにより、設計チームは大幅に実行時間を増やすことなく、パス・ベース解析のAOCVとSPICEを組み合わせて使用することができます。Tektonは、次世代タイミング解析プラットフォームとして構築されており、業界最高水準の高精度タイミング解析エンジンをご提供します。
Tektonは、画期的な速度と容量を提供し、あらゆるデザイン・サイズ、40nm、28nmプロセス以降の複雑性に対応します。新しいアーキテクチャをベースにしたTektonは、最高クラスのシングルCPU性能を実現し、最大24CPUまでマシンを使用し、直線的に性能を拡張させることができます。このアーキテクチャを使用することで、Tektonは、シングルCPUで、1時間以内に4,000万ゲート設計のOCV、クロストーク解析を含む完全なタイミング解析を成功させています。このシングルCPU性能は、他のSTAツールの性能と大きくかけ離れています。
Tektonは、標準ハードウェアを使用して、数分でサインオフ品質のタイミング解析を実現
Tektonは、使いやすいSTA環境をご提供します。全てのバージョンのSDC、マグマ社のTclに加え、Tektonは既存のSTAフローで使用されているスクリプトもサポートします。 また、タイミング・レポートは、既にお馴染みのフォーマットでも、コンフィグレーション機能により変更したフォーマット、どちらでも出力可能です。
現在の複雑な設計には、膨大なタイミング・シナリオやPVTコーナーに対応可能なタイミング解析が求められています。Tektonの重要な機能として、シングルCPUで(オプションで、複数のCPUを使用し)全てのタイミング・シナリオを解析できる機能があります。シナリオごとに1台のマシンとライセンスを使用し、分散処理が必要な既存のソリューションとは異なり、Tektonは膨大なシナリオを、シングル・マシンで迅速に実行することができます。膨大なシナリオをシングル・マシンで実行するのに必要な処理は、全てのSDC、ライブラリ、SPEFファイルをシングル・マシンで実行するTektonに入力するだけです。
設計者は何年も、設計にタイミング・マージンを使用してきました。プロセス・ジオメトリが微細化するにつれ、このマージンがタイミング・クロージャの妨げとなり、設計期間を大幅に長期化させています。設計チームが28nmに取り組む際、OCVの悲観性を潜在的に削減できるものとして、AOCVがソリューションとして考えられています。TektonはAOCVを完全にサポートしています。設計者は、ディレイティング・テーブルもしくはコマンドにより、クロックやデータ・パスをディレイティングさせることができます。
納期どおりにタイミング・クロージャを実現するには、可能な限り素早くECO(Engineering Change Order)を実行することが重要です。Tektonは、タイミング・イタレーション作業を高速化し、迅速なECO工程を実現します。設計の最終段階では、タイミング違反に対処するため、タイミングや面積の問題が頻発し、ダイサイズの拡大やスケジュールの延長を引き起こしかねない場合があります。Tektonの内蔵SPICEエンジンを使用することで、完全なSPICE精度でのクリティカル・パスを最小のオーバーヘッドで解析することが可能になります。
28nmでは、インプリメンテーション・ツールと解析ツールを分けることで、精度が損なわれてしまいます。配置配線、抽出、STA間のずれを最小化することにより、より迅速なタイミング・クロージャに必要な精度を実現することができます。Tektonと抽出ツールQCPは、同じアーキテクチャをベースにしたスタンド・アロン・ツールです。この共通アーキテクチャで、QCPが生成するバイナリSPEFを使用することにより、STAの実行時間を短縮することが可能です。また、Tektonのタイミング・セッションの際に、マグマ社のVolcano™から直接QPCを使用して、容量を抽出することが可能です。
機能:
• 大規模設計のタイミング解析が数分で可能 • シングルCPUで、マルチモード/マルチコーナ・タイミング解析可能 • クリティカル・パス解析向けの内蔵SPICEエンジン • 超高速/高精度なwhat-if解析 • OCVの悲観性を削減するAOCV • タイミング/抽出の密接な統合
入力 • Verilog • Libertyフォーマット(.lib) • インターフェイス・ロジック・モジュール(ILM) • 抽出タイミング・モデル(ETM) • Volcano (マグマ社フォーマット) • SDF、SPEF、マグマ社のバイナリSPEF • STA制約ファイル(SDC、m-Tcl、サードパーティ)
出力• Volcano (マグマ社フォーマット) • Verilogネットリスト • SPEF、SDF • タイミング・レポート